三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

海外でこそ、チェーンに行きたい。

チェーン店

 


マクドナルドとか、スターバックスとか、バーガーキングといったグローバルブランドのチェーン店もあれば、

日本だけでいうと、吉野家とかすき家とか王将とかのドメスティックなチェーン店もあります。

 

 

 

僕は時々旅行先でも、

マクドナルドを食べたり、スターバックスに行っちゃったりします。

 


前に友達とイスラエル・ヨルダンに行った時、ヨルダンに入国して真っ先に食べたものはバーガーキングでしたからね。

タクシー走らせて、男2人でバーガーキングに駆け込んで食べたハンバーガーはめちゃくちゃ美味しかったです。笑

 

 

そういう話をすると、大抵僕はこんなことを言われます。

 

 

え、旅行先でなんでバーガーキング???

的な。

 

 

まあ確かに、言いたいことはわかります。

 

 

どこでも食べれるものを、なんでわざわざお金を払って来た旅行先で食べるんだ、と。

日本で食べればいいじゃないか、と。

 

 

いやー実際その気持ちもわかります。

旅行行くのって、交通費めっちゃかかりますからね。特に海外。統計は知りませんけど、旅行で使った費用の半分以上は交通費なんじゃないでしょうか。

 

 

でもね、チェーン店には、やっぱり魅力があると思うんです。

 

 

積極的な意味での魅力と、消極的な意味での魅力

 

 

後者からいえば、

やっぱり、安心感が違います


異国に来て、言葉も軽々しく通じない中で、ストレスがすごいわけです。そんな中でまずお店を探す、食べたいものを考える、というコストは半端じゃないです。

 


ある研究で、「昼ごはんを毎日同じものを食べる人は、毎日考えて食べる人よりクリエイティブである」というものを見たことがあります。


認知的コストというもので、昼ごはんを毎日変えると、どこで食べよう、何を食べよう、と無駄に頭を使ってしまうけれど、毎日同じものを何も考えずに食べる人は、その分の思考を別の思考に充てられるので、その分だけクリエイティブな発想が生まれやすいというものです。

 

 

 

海外でチェーン店に行ってしまう消極的な理由は、それに近いかも。

 

 

 

いつもとは違う慣れない土地に来て疲れちゃうから、だから食事くらい、安心出来るような、味がわかってるようなものを食べたい!

そういう感情です。笑

 

 

これが消極的な理由。

 

 

 

積極的な理由

 

 

やっぱり、時々食べたいんすよ。「アレ」を。

 

 

海外とかに行くと、普段当たり前に食べてるものがなかなか食べられないじゃないですか。


身近なとこでいうと、お米もそうですしおにぎりもそうですし、パンとか、ハンバーガーとか。

 

 

日本人の口に合うように作られたもの全部、海外とかに行くと食べれなくなっちゃう。

 

 

でも、小さい頃から食べ続けたり、慣れて育ってきた味は、身体が覚えてるじゃないですか。


theご飯の味。

theパンの味。

theポテトチップスの味。

とか。


the ○○の味、しかもその○○は、いつも何気なく食べてる例のアレ。

 

 

となると、そのthe○○、食べたくなる瞬間あるじゃないですか。

 

 

時々お腹が減った15時くらいにマクドナルドのポテトが急に食べたくなるみたいに。

 

 

それですよ。それ。

 


そのタイミングが海外で来たんですよ。

チェーンの味は、大体日本で食べれるやつと一緒の味がします。それを確信できるからチェーン行くんです。

 


それだけ。

 

 

 

人間誰しも、the○○の味が身体に染み込んでるんですよ。

 

 

 

スペインで前パエリア食べた時、めちゃくちゃ味薄かったですもん。普段日本で食べてるパエリア、日本人向きに味濃くしてるんだな、ってわかりました。

 

 

しかも、the○○っていう、○○食べたいなぁって時、1番手頃なのがチェーン店じゃないですか。特に海外行った時とか。

 

 

じゃあ食べちゃいますよね。行っちゃいますよね。

 


実際、食べてみたら、何も間違ってないし、なんなら美味しい。

 


めっちゃ美味しいんですよ。笑

 

 


タイに行った時に、お腹が空いてるのに近くに店が見つからなくて、みんなでセブンイレブンに駆け込んだことがありました。

チルド系の食品とか、パンとかセブンでみんな買い込み、宿に帰ってみんなで美味しそうに食べたことがあります。

 


そう考えると、実際美味しいんです。

 


みんなthe○○みたいなもの、食べたいんですよ。

 

おふくろの味みたいな、味覚が戻ってきたい場所的な。

 

 

 

だからと言って、毎日the○○の、味の予測がつくようなものばかり食べていてもしょうがないので、時々は未体験のもの、知らないものを食べたくなる。


それが旅行の時にそうしたい人もいるし、そうじゃない人もいる。


旅行では他の部分でストレス感じてるから、敢えて守りに走る(食べてる側からしたらチェーン店が守りだとは限らないですけど)こともある。

 

 


だから、

旅先でのチェーン店というのは、必ずしも悪じゃないような気がします。

 


実際、いろんな魅力があるんです。チェーン店には。


どんな店も最初は1つの店だったわけですし。暖簾分けが進みすぎたのがチェーンなだけで。

 

 

 

「チェーン店」は、とりあえずの安心感があったり、the○○の雛形的なところがあるからニーズを満たしてくれやすいところがありつつ、

一方でチェーンに行くことはチャレンジしないような印象もあって、

なんか面白い存在だなと思っています。

 

チェーン店に行く心理とかちょっと面白そう。

 

 

兎にも角にも、海外でチェーン店を見た時の安心感は半端ない、そしてその味を確かめた時の安心感も、半端ない。

 

それだけは言っときます。笑