なんか、今のコロナ禍の世の中は、みんながきれいごとを、わかってて敢えて言ってるような感じがして、さぶいです。
例えば飲み会。
一応、緊急事態宣言下で酒類の提供はストップ。ということは、外に飲み歩くな、ということだと思います。
でも、結局そんな措置は今や軽んじられている感があり、
「偶然会った」体で飲み会やってる人なんかざらにいます。
休業要請に従わない店もなんだかんだでたくさんあります。
気の緩みといえば、気の緩み。
でも、その根本には、みんな飲み会くらいいいでしょ?っていう意識があると思うんですね。
実際、厚労省の職員も大人数で送別会をしていましたし、大阪府市の職員も飲み会してました。
https://mainichi.jp/articles/20210427/k00/00m/040/291000c
僕個人としては、別に飲み会するくらい、いいと思ってますよ、感染防止に気をつけていれば。
でも、なんかむなしさを覚えるのは、「やめましょう」と呼びかけられている側が「そんなの無理だよ」でルールを破ってしまうのはわからなくもないけれど、
せめて、呼びかけている側は守るべきではないのか?ということです。
(飲食店の皆さんには少なくとも我慢をお願いしてるわけで、正直に店を閉めてる人が損をして、開けてる人が得をするなんておかしいし、それを呼びかけている側がやってるのはもっとおかしい。)
ルールがおかしい、バカバカしいなら、最初から出さなければいい。送別会だってみんなしたいのに。
コメンテーターも、結局深夜まではしご酒。
https://www.chunichi.co.jp/article/236306
危機感煽ってた医師会長もパーティー。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021051200925&g=pol
なんだかなぁ。。。笑
ホンネとタテマエがキッパリ分かれてる感じが、すごく違和感があります。タテマエ発言が空虚に聞こえる。
そしてテレワーク。
国は7割のテレワークを民間に求めておきながら、省庁のテレワーク率は高くはありません。
西村大臣の部署に至っては、ゼロ。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021031500802&g=soc
しかも、ある省庁では調査日に合わせてテレワークを増やしたなんて、しょうもなすぎる。
https://m.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60a5d018e4b0d56a83e542a3
省庁では、テレワークに必要なシステムが整っていなかったり、国会答弁で出勤が必要だ、という理屈はわかります。
わかりますけど、民間企業も一緒なのではないでしょうか。大事なプレゼンや、社内会議もあるのは全く同じ。
でも、そこにお願いをしている分、ちゃんと率先してテレワークをやるべきだし、できないならできない理由をしっかり明示すべきです。
裏でこそこそやるんじゃなくて、堂々としましょう。せめて。
※念のため付言すると、別に僕はテレワーク促進派ではないです。
飲み会とテレワーク。
なんか、コロナ対策にみんなが力が入らないのは、そういうホンネとタテマエに気づいてるから、そのバカバカしさを感じてるからじゃないでしょうか。
ホンネじゃないタテマエの対策なんか、やめてしまえばいいのに。
※念のため付言すると、僕は感染予防ができているなら、飲み会もやっていいし、テレワーク無理してしないでも良いと思っています。