仮の質問です。
500円のノルウェー産サーモンと、
700円の日本産サーモン
があります。
どんなイメージを持ちますか?
ノルウェー産安いなぁと思ったり、日本産高いなぁと思ったり。
または200円の差なら日本産買いたいなぁと思ったり。
なんかでも、日本産サーモンの方が、質が高そうな気しません?笑
なんとなく。
そうです、「国産」です。
牛丼チェーン店でも、国産!がうたわれ、
和菓子屋でも、国産が訴求されます。
なんかやけに「国産」にこだわられてないですか。
国産の方が質が高い。
国産の方が安心安全。
国産の方が手間暇かけられてる。
なんか、
「国産」は安心安全で、信頼できる、みたいなイメージがすごい付いています。
僕も国産には、なんかいいイメージあります。
でも、別に「国産」だからって特に信用できるわけでもない気がするんですよね。
じゃあ、国産が魅力的に見えるのは、なんでなんでしょうか。
①同じ日本で、身近に感じるから。
②海外産は手抜きっぽいから。
①同じ日本で、身近に感じるから。
国産、って聞くと、やっぱりに同じ日本で、作り手の顔とかをイメージしやすいから、国産が魅力的に見えるんですかね。
うーん、でも自分の地元産なら、生産者も知ってたりするかもしれないけれど、単に国産、例えば岩手産、島根産、と言われても、あまり僕はピンとこないというか、身近な感じはしないんですよね。
だから、あんまり「国産」という単位では身近さは感じません。
②海外産は手抜きっぽいから。
国産が高くて、海外産が安いのって、海外とかだとパーっと大量に作って大量に売っていくイメージだから、ちょっと手間暇かけられていないっぽい。
でも、国産は小さいところで、農家さんが一生懸命手間暇かけてやってくれてるっぽい。
そんなイメージはちょっとあります。
でも、それって、手を抜いているのではなくて、規模が違うだけだし、農業のやり方が全然違うだけかもしれません。
なんなら、国産の方が手抜きかもしれません。海外の方が、効率的に農業が展開されていて、高品質かもしれません。安いのに。
と、いろんなことを考えると、
多くの人は「国産」に着目するけれど、
「国産」として価値があるはずはないような気がします。
産地直送とか、産地から近いために新鮮さが確保できる、という意味での「国産」には海外さんと比べて価値が大きいかもしれないけれど、でも、もしそれが原因なら、その場合は差が明確すぎます。
鮮度なら、明らかにわかりますから、海外産は安くても買う人いなさそうです。
大抵、対等な比較対象になるのは、海外からでも鮮度を落とさずに輸送できている場合です。
なので、鮮度だけには帰着できなさそう。生っぽいもの以外も、対等に店頭に並んでることあるからです。
とまあ考えると、
「国産」という虚像に踊らされているだけなのかもしれません。
この時代、技術も安全もどこでも大体確保されてるような気がします。
日本だけなんでしようか。
こんなに「国産」って気になるの。