三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

6月の気になった記事

【今月の5本】

 

①政治の役割は何か

フォーブスジャパン

押し通された「改正入管法」の舞台裏 国会参考人が問う

https://forbesjapan.com/articles/detail/63809


→政治の役割を問う話。妥協は悪ではなく、現実を少しでも前に進めるために必要な手段であるし、それを放棄したら、政治が存在する意味がなくなってしまうと思う。理想を追求することは大事だけど、それ以上に、現実を1ミリでも動かすことの方が政治にとってはもっと大事なことのような気がする。特に野党にとっては。。。

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自公・維・国、入管庁、法制局の全てが妥協して本気で修正協議に臨む姿勢があったのは、2023年4月のワン・チャンスだけであった。

このような状況下では、法案を願わくはそのまま通したい入管庁のタカ派は、関係者全員がギリギリ飲めそうな修正提案を出されること(つまり私を含む「修正派」が努めたこと)こそ、最も忌々しく思っていたはずである。

逆に、廃案になる可能性が限りなくゼロに近いのに「廃案一択!」と叫び続け、修正案を一切無意味と叩き潰すことは、政府与党原案を無修正採択に全力で導くことと同じ効果をもたらしていた。某議員の言葉を借りるならば、廃案一択派と入管庁(特にタカ派)の間の「奇跡のコラボレーション」が成立してしまっていたのである。

 

②子育ての呪縛

note

ママをスーパーに行かせてくれない保育園問題

https://note.com/ha_chu/n/n771130f6d3bf


→「かわいそうの呪い」とは言い得ている気がする。子育てに限らず、日本社会にはこうした非文脈の無言の圧力的な呪縛が多いのだろうなと思う。

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家族のご飯を作るための買い物で少しの時間お迎えが遅れるのは果たして「かわいそう」なんですかね?ベビーシッターに預けるのはかわいそう、延長保育はかわいそう、お弁当に冷凍食品はかわいそう……育児の現場に「かわいそう」の呪いが多すぎる。意味不明な「かわいそう」の分だけ、親(主にママ)のプレッシャーは増えるのに。

 

③現役世代と高齢世代の共通利益とは何か?

「健保とは何か」新興が問う:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72403750Q3A630C2TB0000/

 

【核心】こども金庫はすき焼き族?:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71947070W3A610C2TCS000/

 

中高年が中心の協会けんぽから離脱し、若い人が中心のスタートアップの健保を創設。中高年支援のために保険料を高く払い過ぎているのではないかという疑念。確かに、加入者の平均年齢が10違う。これから広がりそうな思想だが、記事内にパンドラの箱とある通り、これを野放図に許すとモラルハザードになりかねない。

   一方で、現役世代への還元を意識すると、かつての年金みたいな、グリーンピアの建設などが繰り返されるという問題点も。

 小泉総理の答弁が身に染みる。「役人の責任だと言うけれども国会議員が全部欲したんです。そしてこの地元には俺が持ってきた、みんな喜んだんですよ。」

 短期的利益ではなく、長期的利益を見据えて政策を行うことの難しさ。

 

④住所のヤバさ

note

とにかく日本の住所のヤバさをもっと知るべきだと思います

https://note.com/inuro/n/n7ec7cf15cf9c

 

デイリーポータル

番地が「渡辺」という住所に渡辺さんのルーツを見に行く

https://dailyportalz.jp/kiji/170419199375

 

読売オンライン

伊豆半島静岡県、なぜ伊豆諸島は東京都なのか…日本から切り離され「独立」していた時期も

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230619-OYT1T50064/

 

→住所表示が統一されてなさすぎて、住所のデジタル化が全く進まない問題。こんな問題があるのに気づかなかった。。とはいえいずれにせよ、住所はその土地の歴史を強く物語る。コンテンツとしては面白い。

 

⑤苦手とは、とても好きだということ。

ほぼ日

山口周対談

https://www.1101.com/shu_yamaguchi/index.html

 

→めちゃめちゃ興味深い対談。糸井さん、言葉の切れ味すごいなぁ。。。

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だからやっぱり会社の中にある種、ジョブズ以上に先見性を持った人たちがたくさんいて、彼らの先見性をちゃんとプロダクトに結びつけていった。それがジョブズのすごさなんですけれども。

非常に文学的な言い方ですけど、人が「苦手だ」と言うことのなかには「とても好きだ」が入っていると思うんです。

そしてやっぱり「無駄かどうか」よりも「どう生きるか」のほうが問われているんで。

だから「これは無駄な時間、これは無駄な経験」とかって、あまり採点しないほうがいいのかもしれないと、まずは思いますよね。

トイレの便座に横向きに座ると感動します

だからそこで、数字が少ない側の人がいくら「それ羨ましくないもん」って言っても、上手にコミュニケーションしないと、負け犬の遠吠えのように思われがちというか。

でもそのときに糸井さんはまさに「羨ましくないもん」の部分というか、何かそうじゃない価値観の可能性を「佇まい」として、すごく上手に見せている気がするんですね。序列とはまったく関係ないところで、すごくたのしそうだったり、面白そうだったりするので。

 

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【評伝】参院束ねた「政局の人」 青木幹雄氏死去:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71828640S3A610C2PD0000/

→政策に関心がない、政局の人という生き方は面白い。


集英社オンライン

なぜ安倍晋三は森友騒ぎで「離婚したほうがいい」と言われても完全無視したのか…「妻であり、愛人であり、看護婦だった」昭恵夫人

https://shueisha.online/culture/137670?page=1

→すごい夫婦だったのだなと実感。自らチャンスを掴んだ安倍総理と、それを支えた昭恵夫人


霞が関「東大卒」10年で半減:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71748490Y3A600C2PD0000/

→東大出身者、減った方がいいのでは。笑


与野党、迅速な質問通告で合意:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72066040Q3A620C2PD0000/

→議運としての合意。どこまで守られるのだろうか。


フォーブスジャパン

押し通された「改正入管法」の舞台裏 国会参考人が問う

https://forbesjapan.com/articles/detail/63809

→政治の役割を問う話。妥協は悪ではなく、現実を少しでも前に進めるために必要な手段である。

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自公・維・国、入管庁、法制局の全てが妥協して本気で修正協議に臨む姿勢があったのは、2023年4月のワン・チャンスだけであった。

このような状況下では、法案を願わくはそのまま通したい入管庁のタカ派は、関係者全員がギリギリ飲めそうな修正提案を出されること(つまり私を含む「修正派」が努めたこと)こそ、最も忌々しく思っていたはずである。

逆に、廃案になる可能性が限りなくゼロに近いのに「廃案一択!」と叫び続け、修正案を一切無意味と叩き潰すことは、政府与党原案を無修正採択に全力で導くことと同じ効果をもたらしていた。某議員の言葉を借りるならば、廃案一択派と入管庁(特にタカ派)の間の「奇跡のコラボレーション」が成立してしまっていたのである。

 

産経

新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…

https://www.sankei.com/article/20170718-ZTQCJCAC2VKKFPVHHACCBDQZUA/


文科省サボタージュで抵抗しただけ…挙証責任果たせず「白旗」 「ご意向」文書の真意とは?

https://www.sankei.com/article/20170720-JEEP37K5G5MJ5NFV4NNH3S7P5Y/

→規制改革の裏側をめぐる面白い取材。陰謀論だけではなにも前に進まない。


週刊東洋経済7月8日号

トランプ氏起訴で過熱する官僚批判の脅威

→スケジュールFにより、政治任用の4000人強以外の公務員の一部も政治で入れ替えられるようにするトランプの野望。公務員の政治的中立をどう担保するか、難しい論点。

 

【真相深層】コロナ死亡数、把握遅く 5類移行で公表は最短2ヵ月後:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71937440W3A610C2EA1000/

→届出時点で電子化すればいい話。日本は紙ベースにして手間を増やしている。


男女平等、達成率68% 政治・経済の壁なお:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72100240S3A620C2EA1000/

→146カ国中、政治は138位。管理職比率は133位。女性の活躍を阻む壁がまだまだ多く存在する。


【風見鶏】「つなぎ国債」の真実:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71990040X10C23A6EA3000/

→つなぎ国債というマジックワードに騙されてはいけないという指摘。


DX税優遇、利用1割未満 戦略立案・人材投資促せず:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71828030S3A610C2EP0000/

→租税特別措置は税の中の例外。とはいえ利用見込みがないものをパッケージ優先でつくる限界。


週刊東洋経済7月1日号

免税事業者は絶滅する?天国から地獄へ

→消費税の免税事業者が生まれたのは、消費税への反対が強かったため。一方、本来の思想として、消費者が払った税を懐に留めておくことは、そもそもおかしい。支援を求めるなら別の手法でするべき。益税自体、おかしいのはその通り。

 


安保上の重要土地、161カ所追加 原発や空港を初指定:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72402810Q3A630C2EA3000/

→規制区域は合計で219箇所に上るようだが、内閣府で、調査の人員を対応できるのか。


自衛官希望学生に入学時から奨学金 防衛省、来年度にも:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72180850T20C23A6EA3000/

→普通の大学に通いながら防衛課程を履修できるような、もっと柔軟な仕組みを作っていくべき。普通の仕事と異なり、いざとなれば国に命を捨ててもらう仕事。


自衛官、有事に手当増額 防衛出動など:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72242800X20C23A6EA2000/

→処遇改善を言い出したらキリがないが、自衛隊員のモチベーションのために何が本当に重要なのか、見極める必要がある。


防衛産業、20年で100社撤退 装備調達に懸念:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71710510X00C23A6PD0000/

→そもそもの営業利益8%基準が低いのでは。。。補助金をもらっても、防衛産業側が事業を続けられるかは実際の受注次第。


【Deep Insight】チャイナ・ショックの虚実:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72366790Q3A630C2TCR000/

→中国からの輸入増により雇用が失われたとする研究結果もあれば、一方で一定の雇用増を生んだとする研究もある中で、アメリカではチャイナショック論が強くなりつつあり、内向きの経済政策を正当化するために利用されている。「貿易は特効薬でもないが、アキレス腱でもない」とのWTO事務局長の言葉だが、保護主義の様相を強めるのはよくないとの指摘。


日本・EU、安保連携を拡大 欧州委員長「協力関係格上げ」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72277180X20C23A6FF8000/

EU内も一枚岩ではない中で、EUとの協力ってどんな意味があるのか。。。欧州各国の利害代表としてのEU、というより、欧州各国にプレイヤーがもう一つ加わったという意味でのEU、という、なんか無駄に煩雑になってる気もする。


「誤解」が招いた侵攻の教訓:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71614180U3A600C2NN1000/

→戦争に限らず、あらゆる争いは「誤解」が原因な気がする。ただ、この記事で触れられているみたいな、ロシアの誤解がウクライナ侵攻の要因、というのは少しちがう気が。。。実際ウクライナは西側に寄りすぎていたわけで。


仏大統領、NATO東京拠点に反対:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71679190W3A600C2FF8000/

→まあ、NATOに日本政府代表部があるから東京に事務所ができようができまいが正直変わらん気がする。


ウクライナ支援、世界400社 復興会議が英で開幕:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72096950R20C23A6FF8000/

→総額58兆円近い支援規模に対し、ウクライナ国内の汚職が懸念。180カ国中、116位。

 

ウクライナ復興「ロシア凍結資産を活用」 欧州委員長:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72282730Y3A620C2MM8000/

→どこまで正統性があるのか。そもそも、ロシアが悪いという概念も、正直難しいところではある。一般的にみれば、真珠湾攻撃をした日本が悪いけど、ハルノートや石油禁輸など、日本を追い詰めたアメリカの言動が背景にあることも確か。


【風見鶏】中国が仲介に乗り出す日:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72194400U3A620C2EA3000/

→安倍元総理の、中国がウクライナ戦争の仲介者になることを注視すべきという懸念が違う形で的中しようとしている。ウクライナ戦争の隙に中東外交の中心に躍り出た。


アフリカ諸国、停戦訴え:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71982860X10C23A6FF8000/

ウクライナとロシアの双方を訪問。中国案をベースにした、中立な和平を提案しようという試み。アフリカの声が大きくなると、米欧も黙っていられなくなるのではないか。


韓国、対中姿勢「対峙」に転換 駐韓大使「尹外交批判」に反発:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71933040V10C23A6FF8000/

→断固たる姿勢。中国も韓国を舐めていたのではないか。


韓国野党、尹政権揺さぶり:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72091970R20C23A6FFJ000/

→韓国野党による、デマに近い与党批判。こういった批判のための批判を受け入れるかどうか、国民の力が問われる。


中国、深まる地方財政難 「隠れ債務」1100兆円:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71898750V10C23A6MM8000/

中国経済の隠れリスク。習政権がどう舵取りをするか。その点、新体制の李強首相が、副首相を経験していないことはチャレンジング。


ニューズウィーク7月11日号

農民工の不満が噴き出した

→中国において、共産党統治の正当性は経済発展し、豊かになること。その一方で出稼ぎ労働者の反乱が増えつつあり、外国によるサプライチェーンの多様化による影響がでつつある。


中国外交、強硬路線を前面に 対外関係法あす施行:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72354970Z20C23A6FF8000/

→すごい法律。党が外交も掌握し、国民や企業にも、主権や安全を守る行為を義務付ける。一応中国も法治国家。笑


最高裁、選挙区割り「黒人差別」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71933210V10C23A6FF8000/

ゲリマンダーの疑い。アメリカも民主主義の価値観が強いとはいえ、こういうことが普通に起こる。


犯罪被害でも例外なし/女性に断念迫る施設:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72029410Z10C23A6FF8000/

→中絶関連施設の横に、意図的に、中絶を断念させる施設をつくるという恐ろしさ。


【迫真】さらば「上場失格」企業2 「決意表明をしよう」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71645700V00C23A6EA1000/

→PBRの伸びには、自己資本の減少か、高い成長期待のいずれかが必要。日本企業に高い株主還元が求められる背景には、投資が成長につながっているか見えづらいことが背景にある。将来につながる投資をできていないなら還元してくれた方がマシ、という観点。


インフレ鈍化、なお見えず:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72186500U3A620C2EA2000/

→5月のCPIは、コアで3.2%、コアコアで4.3%の上昇。ただ、燃料価格高騰対策などの政策効果がないと、コアの時点で4.3%となり、アメリカを上回る結果に。歪んでいる状況。

 

物価基調、5月3.1%上昇:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72276960X20C23A6EE9000/

→刈り込み平均値でも、3.1%の上昇と、基調的に物価上昇が安定しつつある。


利上げ、遠い終結宣言 世界の政策金利6%へ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72357710Q3A630C2EA2000/

国際決済銀行は、過去の金融引き締め局面で、①高債務②高インフレ③住宅価格の高騰が、金融危機に至るリスクを増幅させてきたと警鐘を鳴らす。世界の金利は6%に近づくなど、リーマンショック以来過去最高。

 

欧州中銀、0.25%利上げ 景気後退でも物価安定優先:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71938500W3A610C2EA2000/

FRB政策金利は約5%。ECBは4%。6月の利上げを見送ったFRBに対し、ECBは利上げを実行。物価安定への意見が根強いとの見方。


設備投資、最高31兆円 今年度16.9%増:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72140630T20C23A6MM8000/

→自動車と電気機器が大きく牽引。トヨタやパナ、NTTの大規模投資が大きい気がする。


政府系ファンドは半導体を再生できるか:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72282200Y3A620C2EA1000/

半導体産業の再編へ。ほんとうに大丈夫か?という気はする。


【経済教室】成長力を取り戻す(中) サービス業 需給両面で支援:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72007880Z10C23A6KE8000/

→製造業よりサービス業の方が雇用全体に比べて比重が大きく、付加価値で見てもサービス業・情報通信業・保健衛生/社会事業は、製造業と並びつつあるため、日本の成長の軸を移すべきとの主張。


IPO後進国ニッポン(中)東証改革、次は新興市場日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72305320Y3A620C2EE9000/

→未公開株市場をどう強化するか。日本は、未公開株の転売先が見つからず、小粒なまま上場させてしまう傾向にあり、グロース市場の平均時価総額は100億円台と、アメリカの2688億円と比べ桁違い。


家計金融資産、2043兆円で最高 1~3月:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72276870X20C23A6EE9000/

→2043兆円のうち、1107兆円が現預金。


週刊エコノミスト7月11日号

本当の円安リスクはまだ顕在化していない

→これまでの円安は、日本人の円売りを抜きにして起こった円安であり、日本人の外国株投資など、日本人が円安に乗じた資産防衛により走れば、深刻な円安を招きかねないとする。


【FINANCIAL TIMES】「逆ストレステスト」導入を:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72254360X20C23A6TCR000/

→従来のストレステストは、景気後退などのシナリオに銀行が耐えられるか、をみるもの。このテストだと、金利上昇を見られていなかったことが欠点。一方、FRBのバー副議長は、この銀行をどう潰すかを考える逆ストレステストを提案。ホワイトハッカー的な手法だが、原発などそういうものでもやるべきことかも。


【チャートは語る】補助金肥大、陰る自由貿易日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72417710S3A700C2MM8000/

自由貿易を妨げる国単位の措置は5万件に上り、そのうち、補助金が6割を占めるようになったとのデータ。どの補助金が、不当なレッドな補助金かの判断をすべきWTOには、上級委員をアメリカが出さずに機能不全に。アメリカの二枚舌を許してはいけないと思う。


【Deep Insight】エネ危機、50年後の再来:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72215330W3A620C2TCR000/

→「日本は石油の8割を中東に依存している。途絶えたらアメリカが供給してくれますか」と第一次石油危機の際に、田中角栄首相が、キッシンジャーに伝えたという。断固たる姿勢で臨む必要があることを教えてくれるシーン。


再エネテックの波(3)風力の本命「浮体式」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71683610X00C23A6MM8000/

→着床式より浮体式の方が導入余地が大きく、アジアでは40年に原発30基分の発電余地があるとのこと。日本は台風や地震が多く、技術開発のハードルが高いが、導入できたら輸出できる余地が大きい。


【真相深層】ドイツ、盟主の意地と政治計算:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71894780U3A610C2EA1000/

→ドイツがついに脱原発。根底には、ナチスドイツからの逆張りがあり、国家像を良くしたいという根底の指向。左派政権のシュレーダー政権で決定。


トヨタ補助金1200億円:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71937900W3A610C2MM8000/

→何気にすごい規模。トヨタにここまで支援する必要があるのか?という気もしつつ、リチウムイオン電池の生産力強化は経済安保関係ない気もする。。。

 

日産「サクラ」快走、発売1年4万台:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71932640V10C23A6TB2000/

→2台目需要を的確に捉え、電池容量を抑えてお手頃価格に。補助金含めて200万円を切るかどうか?という価格戦略


終身雇用前提の退職金を見直し:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71641830V00C23A6EP0000/

→転職に際して、退職金の所得税控除を気にしている人はどれくらいいるのだろうか。。。民間のルールにどこまで介入できるか次第だが、退職金制度をどう見直していくか?の方が本丸。退職金があることで、中年世代が大企業に残留するインセンティブにはなっているとはおもう。


年収の壁解消へ1人あたり50万円助成:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72358020Q3A630C2MM8000/

→キャリアアップ助成金の省令改正により、企業を通じて支給へ。効果があるのかどうか。正面から社会保険料負担の是非を議論したほうがいい気もする。


公正・効率貫く再設計を:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71561530S3A600C2TCT000/

国民年金保険料は一律、厚生年金保険料は高所得者でも頭打ちであり、もっと応能負担にすべきだという指摘。


企業の改革促す負担に:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71561590S3A600C2TCT000/

→企業から一律0.38%で拠出している子ども子育て拠出金を、企業の子育て取り組み状況に応じて比率を見直していくやり方を提案。確かに、既存の制度を、企業の改革を促す視点に変えていくことは重要。お金を拠出していくこと自体が目的化してしまっている気がした。


「家族との時間」で出生率向上:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71992870Y3A610C2EA2000/

→家族との時間をどれだけ増やせるか。予算以外でもできることがある気がする。少子化というより、家族との時間を増やす国民運動。


【チャートは語る】増えても遠い保育所日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72196730V20C23A6MM8000/

→潜在待機児童は6.1万人いるというデータ。都心はやっぱり育てづらいのか。。。


note

ママをスーパーに行かせてくれない保育園問題

https://note.com/ha_chu/n/n771130f6d3bf


「かわいそうの呪い」とは言い得ている気がする。そういう呪縛が多いのだろうな。。。

>

家族のご飯を作るための買い物で少しの時間お迎えが遅れるのは果たして「かわいそう」なんですかね?ベビーシッターに預けるのはかわいそう、延長保育はかわいそう、お弁当に冷凍食品はかわいそう……育児の現場に「かわいそう」の呪いが多すぎる。意味不明な「かわいそう」の分だけ、親(主にママ)のプレッシャーは増えるのに。


厚生年金、月4889円増に抑制:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71898390U3A610C2EA2000/

マクロ経済スライドの適用。減額に恣意性を排除する仕組みは、めちゃくちゃ妥当。消費増税なども、こういうスライド制にすればいいのに。


各国、財政安定へ苦慮:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71898460U3A610C2EA2000/

→高齢化の中で年金財政をどう安定させるか。同じ額を納めたのにもらえる年齢が異なるのは世代間の不公平を惹起する気がするが、日本では意外と問題にならす。本質的には、マイナンバーで把握した金融所得などに基づき、所得連動制を設けるべき。


【核心】こども金庫はすき焼き族?:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71947070W3A610C2TCS000/

グリーンピアの建設など年金の流用問題をこども金庫でも繰り返さないようにしないといけない。小泉総理の答弁が身に染みる。「役人の責任だと言うけれども国会議員が全部欲したんです。そしてこの地元には俺が持ってきた、みんな喜んだんですよ。」


「健保とは何か」新興が問う:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72403750Q3A630C2TB0000/

→中高年が中心の協会けんぽから離脱し、若い人が中心のスタートアップの健保を創設。中高年支援のために保険料を高く払い過ぎているのではないかという疑念。確かに、加入者の平均年齢が10違う。これから広がりそうな思想だが、記事内にパンドラの箱とある通り、これを野放図に許すとモラルハザードになりかねない。


診療報酬の増減、少子化対策財源を左右:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71891110U3A610C2EP0000/

→今年はトリプル改定。社会保障の歳出抑制は薬価引き下げに頼ってきた側面。一方で、診療報酬・薬価・介護報酬は医療界の人手確保に資する部分もあり、難しい。一方で儲けすぎな側面もあり、どうバランスを取るかがカギ。


都内25医療法人12%増収 コロナ補助、給与伸び欠く:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72241480W3A620C2CT0000/

→増収するも、給与に回っていない構造。


薬価下げが招く「ドラッグロス」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71678230W3A600C2TB1000/

→日本の薬価見直し制度が、外資の新薬投入を遅らせているとの見方。限られた社会保障予算ではやむを得ないという観点もありつつ、イノベーションをどう両立させるか。新薬イノベーションは、社会保障予算ではなく、開発・イノベーション予算でなんとか補助できたりしないものか。


革新的がん治療 日本、特許の競争力首位:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71899470V10C23A6MM8000/

→がんは毎年世界で2000万人が罹患し、1000万人が亡くなる中で、日本の特許競争力の高さが証明されている。出願件数ベースでもアメリカに次ぐ2位。


全ゲノムデータ一元管理 厚労省が新組織:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71614730V00C23A6MM8000/

→ゲノムデータの活用。なるほど、企業から利用料を取ることで、運営していくスキーム。うまくいくといいな。


スポットワーカー1000万人 すきま時間に単発バイト  :日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72101510S3A620C2MM8000/

→重複もあるが、1000万人のスポットワーカー。副業が解禁されたら、よりこうした細切れの働き方が広まりそう。潜在ニーズは絶対ある。

 

物流維持へ「脱・最速」 セブン、加工食品即日配送せず:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71645890V00C23A6EA2000/

→2024年問題の影響で、25年に全荷物の28%、30年には35%を運べなくなる可能性。Yahoo!の利用者の半数近くは遅い配達を選んだとのことで、急いでいる荷物は意外と少ないかも。貨物列車などの輸送余力とも組み合わせてやれないか。


海底通信ケーブル増設 日欧新ルート念頭に:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72186430U3A620C2EA2000/

→数百億円でケーブルが敷設できるなら、案外悪くない投資かも。


脳科学研究所にCIA… AWS、公共クラウドに的:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71747960Y3A600C2TB1000/

→CIAにも採用されているAWS

 

宇宙開発の民間参入後押し JAXA通じ投資:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71831930T10C23A6MM8000/

NASAのように、民間企業の出資をうまく呼べる法制へ。


ソフトバンクG・孫氏「AIで反転攻勢」 投資と実業両立へ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72100520S3A620C2EA2000/

→「人類の未来のアーキテクトになりたい」

 

〈直言〉「閉じた大学、呪縛解け」 カリン・マルキデス氏:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71992440X10C23A6EA1000/

 

脱生え抜き、変革の試金石 インタビュアーから:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71992570X10C23A6EA1000/

→8割が外国人学生であるOIST。トップも生え抜きではない、経営人材。日本の企業が博士を積極的に採用していないことを問題視しつつ、一方で大学側も、博士課程を企業にとって魅力ある存在として育成しきれていない側面もあると指摘。また、博士課程のみなど、学部生を持たない大学院大学は面白い仕組み。


【教育岩盤】子どもが消える(1) 2040年、余る大学「240校」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72001740Z10C23A6MM8000/

→大学の競争を強化する仕組みが必要。退出する仕組みをどう作るか。


大学10兆円ファンド、東大・京大・東北大に絞る:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72244170X20C23A6CM0000/

 

10兆円ファンド候補の3大学、研究・財務戦略に強み:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72280690X20C23A6CM0000/

→リーク記事だと思うが、大丈夫か。大学の競争はあれど、大学ごとのメンツやブランドを毀損しないような進め方である必要がある。

 

【教育岩盤】子どもが消える(3)費用負担、親任せに限界:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72070130R20C23A6MM8000/

 

【教育岩盤】〈子どもが消える〉「隠れ教育費」減へ対話を:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72353580Z20C23A6CT0000/

→年間10万円近くかかる義務教育の隠れ教育費や、塾代など、社会がどのように負担していくべきか。

 

最高裁「学生ローン免除」認めず バイデン政権に痛手:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72414200R00C23A7EA3000/

奨学金問題。帳消しにすることは逆に分断を増幅する可能性。なんのために帳消しにするのか、あるべき理想は何かを追求したうえで、制度を磨く必要がありそう。

 

給食「苦肉の策」限界 栄養基準満たせず値上げ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71975530W3A610C2QM8000/


食材会社「収益期待できず」:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71975580W3A610C2QM8000/

→学校給食法の栄養充足率を満たしつつ、予算も抑える必要がある給食献立。給食の職員さんの努力には頭が下がる。。。


TBS dig

『追い出し部屋』で迎えた教師生活の最後「40℃超える美術室にエアコン要望」きっかけに...誰との会話もない3か月『教育委員会は許せない』

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/427779?display=1


教育委員会の仕打ちは確かにひどい。明らかな懲罰。。。教育委員会側の主張も見ると、まあ、公務員っぽい回答。

参考

https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/70/95514.html


togetter

修学旅行、引率の先生は一人約8万払うと会社員の夫に言ったら「有り得ない」と言われた→様々な意見が集まる

https://togetter.com/li/2161550

→これはおかしい。税金で賄うべきと思う。


アメリカン・デモクラシー】政治化する教育現場(中) 黒人やLGBTQ「禁書」相次ぐ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71679300W3A600C2FF8000/

→図書館が文化戦争の場になっているとの指摘。共和党保守派などが禁書の動き。どこまでを思想的な背景に基づいた禁書だと定義するかが難しいところ。司書さんの判断も政治的に中立とは限らず、完全に政治的に中立な図書館なんてそもそもあり得ないのではないかとおもう。


米大学、人種優遇は「違憲」 最高裁判断:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72402300Q3A630C2FF8000/

→人種優遇への不満が高まっているのも事実であり、人種の多様性の追求という主張が絶対正義ではないことは確か。


同性婚巡り割れる憲法判断 地裁判決5件、高裁審理へ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71748970Y3A600C2CM0000/

→まだまだ、婚姻の自由の部分については、違憲判断が出ない状況。司法判断も時代に間に合っておらず、遅い。


犯罪被害給付、大幅増額へ 政府が1年以内に具体策:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71680350W3A600C2CM0000/

→日本の年間の犯罪被害者への支給額は年間8億円のところ、欧米並みに引き上げるためには300〜400億円で済む。意義ある政策。


【FINANCIAL TIMES】AI活用でも仕事は減らず:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71562540S3A600C2TCS000/

→テクノロジーで仕事が効率化されても、余った時間の40%は新たな仕事に充てられているとのデータ。これをホワイトカラーの「スーツケースの法則」と名づけている。面白い。


【Deep Insight】政治と科学、対立の不毛:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71872560U3A610C2TCR000/

→政治が科学をどう位置づけるか。アメリカは科学者がトップを担う一方、日本はあくまで政策決定の横にいる存在。日本学術会議の位置付けを高めることは必要だとおもうが、発言力を高めることは同時に情報公開や透明性に義務が生じることを意味するので、よりオープンな仕組みに抜本的な見直しが必要。


「ZOOM」商標は誰のもの?:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71979620W3A610C2EA5000/

→どこまで誤認の恐れが社会通念的に認められるか。笑


〈テクノ新世〉岐路に立つ人類(2)偽投稿拡散、溶ける虚と実:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72243500X20C23A6MM8000/

→正しい情報とは何か。虚実が入り混じるネット空間をどう規制するか。


花粉症、経済損失3800億円 民間試算:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71828180S3A610C2EP0000/

→花粉症により、1〜3月の消費が3,831億円下押し圧力に。


電子地域通貨、アプリで提供:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71890030U3A610C2EE9000/

 

参考:さるぼぼコインの裏メニュー

https://www.hidashin.co.jp/coin/town/index.html

地域通貨は、地域経済圏を活性化していく上で、面白いファクター。世田谷ペイの、地域店還元セールのように、ある程度の誘導ができる。


札幌を環境金融の先進地に:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71994670Y3A610C2MM8000/

→これを目指した結果なにが得られるのかよくわからない。


ホテル稼働率低下、5月72.6%:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72273580X20C23A6QM8000/

→若干の供給過剰に。

 

西陣織デザイン、ソニーAI紡ぐ:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72065530Q3A620C2TB1000/

→伝統工芸でも、機械化すべきところは機械化してコストを削減した方が案外いいのかも。今の伝統工芸は、手間をかけすぎてコストが高くつき過ぎているところにあるかも。


略奪文化財のいま(5) 来歴調査 遅延にリスク:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72327460Z20C23A6BC8000/

文化財の返還問題。何をどこまで不当な略奪と定義するか。

 

サントリー店頭想定価格、10円安くし好調 減税見据えて先手:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71708740X00C23A6TB2000/

→酒税改正を見据えた一手。値上げを主流にすべきタイミングで実質値下げを行うことは逆行することではありつつ、サントリーの危機感もわかる。難しいところ。

 

低価格路線、JT逆張り 400円台のシリーズ拡充:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72275550X20C23A6TB1000/

→紙巻きタバコ市場は、ピークの96年に3483億本あった販売本数が、22年には、926億本へ。販売額は2兆円半ば。市場縮小する紙巻きタバコで、500円以下のタバコを薄利多売し、残存者利益を狙うJT。PMIはアイコスに資源を集中し、日本の紙巻きタバコ市場から撤退を検討。

 

集英社オンライン

女性人気No.1のコンドームは、女子高生100人の声をもとに生まれた。男は薄さにこだわるけど女は…

https://shueisha.online/culture/62435?page=1

→これぞマーケティングだ。

>

これまでコンドームを買う基準が「薄さ」だったのに対し、この商品は女性がつい手に取ってしまう「オシャレさ」で勝負に出たのだった。


セイコー、銀座に旗艦店 職人が組み立て実演:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72351910Z20C23A6TB2000/

→すげえ、高級腕時計市場、50万円以上の腕時計が売れているらしい。笑


広がる「変動価格」、消費者不満も:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72197930V20C23A6TL5000/

→必ずしも変動価格制が最良とは限らないという指摘。スポーツクラブでは、ファンなどへの優遇価格の提供がしづらくなるという問題点。


books&apps

儲からない商売の「まちがった値決め」について。

https://blog.tinect.jp/?p=82322

→値決めの難しさ。原価積み上げではなく、便益ベースで考えるべきとの見方。

>

顧客が得られる便益を考えると、この商品にはこれくらいの価値がある


週刊ダイヤモンド7月8日号

LINE、証券撤退の理由

→証券会社の利益の9割は、日常的にトレードし、1日に数億円動かすスーパーデイトレーダーから生み出されており、そうした顧客はスマホを使わないのが盲点であり、そうした顧客を掴みめなかったと分析。その上で、大手証券は富裕層には営業マンをつけて対応する一方、一定以下の資産しか持たない顧客対応をネットで済ませることで、営業コストを減らそうと試みているとのこと。


博報堂WEBマガジン

新規事業を生む組織の創り方
リクルート×ミライの事業室スペシャルセッションVOL1

https://www.hakuhodo.co.jp/magazine/104589/

→新規事業ではいかに早くピボットするか?だが、2,3回やり直している事業は少なくないとのことで、仮説の質に加え、机上以外の実践も重要ということ。


機能性食品、ストレスも緩和:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71893580U3A610C2TB2000/

→30代の心の病が全体の4割を占め、19年から増加。コロナ禍の働き方改革を通して、責任と権限のアンバランスが30代に集中してきたことが背景にあるとの分析。30代のメンタルヘルス問題、面白い視点。


【ヒットのクスリ】サヨナラ、野球観戦の常識:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72351860Z20C23A6TB2000/

→観客が移動しやすいように、座席数も減らして対応。まさに顧客目線。

 

【価格は語る】エシカル名刺、1枚30円も:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71703560X00C23A6QM8000/

電通の100色名刺のように、名刺でコミュニケーションの材料にするのは面白い。


note

とにかく日本の住所のヤバさをもっと知るべきだと思います

https://note.com/inuro/n/n7ec7cf15cf9c

→住所表示が統一されてなさすぎて、住所のデジタル化が全く進まない問題。こんな問題があるのに気づかなかった。。。


デイリーポータル

番地が「渡辺」という住所に渡辺さんのルーツを見に行く

https://dailyportalz.jp/kiji/170419199375

→上町ABCの由来も面白い。


読売オンライン

伊豆半島静岡県、なぜ伊豆諸島は東京都なのか…日本から切り離され「独立」していた時期も

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230619-OYT1T50064/

→幕府の領地として東京都の経済的結びつきが強く、最終的に東京所属で落ち着いた、ということ。面白い。

 

カラパイア

「男性は狩猟、女性が採集」という長年の定説が誤っていたことが大規模分析で判明

https://karapaia.com/archives/52323768.html#entry

→79%の狩猟社会で女性も狩りに出ていたらしい。

 

note

カルト教団で過ごした10年

https://note.com/akaikebasutei/n/n80b760352102

→壮絶な記録。宗教を棄教したくなるのは、教祖への信頼がなくなった瞬間。親や人間関係が宗教にどっぷりと浸かっていると、宗教を出た途端に社会資本を全て失うことが大問題。

 

読売オンライン

「口コミ人気度ナンバーワン」「7冠達成」広告…調査会社によって簡単に「作られていた」

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230618-OYT1T50051/

→調査にも、注意が必要だってことですね。何ベースで調査しているか。

 

「これまでと全く違う映画」カンヌ受賞、役所広司さん:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71863810T10C23A6CT0000/

→役所さんの言葉「商業的にも成功しなくてはならないけれど、そればかりを追いかけていると、日本映画は痩せていくような気がします」は、文化振興の難しい側面を物語る。

 

報知ニュース

キャンドル・ジュン氏、会見は質問者がキャンドル氏の隣に座るという異例の形式

https://hochi.news/articles/20230618-OHT1T51135.html?page=1

→メディアのあり方を問う面白い方式。

 

note

田原総一朗さんと山形に行ったら

https://note.com/tana_tana_sho/n/nc863e5cef9d4

→田原さんの一次情報を取り、人に会いにいく姿勢、すごいなぁ。だからこそずっと生き残っているのか。

 

logmi

ストレスで苦しいのは「自分」にとらわれているから 笑い飯・哲夫氏が考える、常に「自然体」でいるためのコツ

https://logmi.jp/business/articles/327108

→「自分の幸せは人の幸せやし、人の幸せは自分の幸せやし、人の苦しみは自分の苦しみやし」と考えつつ、「お陰さん」という言葉で想像力を大切にすることで、自分のストレスを減らしていくことを説く。


はてブ

ナインティナイン矢部浩之の凄み

https://notei.hatenablog.com/entry/20120711/1342012387

アンタッチャブル柴田の発言。ツッコミは勉強しないと突っ込めない。

>

ツッコミとして言いたいのは、超勉強しなきゃダメっていうことですよね、カラオケとか俺、毎日行って、その歌う代わりに一画面ごとにツッコむの、それが切り替わったらまた次の人がツッコむみたいな、誰よりも早く、誰よりも長文で、誰よりも間を埋められる、っていうのを練習してたんだよね、だからみんな勉強して道具を持って、え~、これからステージに挑んでいただきたいな、と


ほぼ日

山口周対談

https://www.1101.com/shu_yamaguchi/index.html

→めちゃめちゃ興味深い対談。糸井さん、言葉の切れ味すごいなぁ。。。

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だからやっぱり会社の中にある種、ジョブズ以上に先見性を持った人たちがたくさんいて、彼らの先見性をちゃんとプロダクトに結びつけていった。それがジョブズのすごさなんですけれども。

非常に文学的な言い方ですけど、人が「苦手だ」と言うことのなかには「とても好きだ」が入っていると思うんです。

そしてやっぱり「無駄かどうか」よりも「どう生きるか」のほうが問われているんで。

だから「これは無駄な時間、これは無駄な経験」とかって、あまり採点しないほうがいいのかもしれないと、まずは思いますよね。

トイレの便座に横向きに座ると感動します

だからそこで、数字が少ない側の人がいくら「それ羨ましくないもん」って言っても、上手にコミュニケーションしないと、負け犬の遠吠えのように思われがちというか。

でもそのときに糸井さんはまさに「羨ましくないもん」の部分というか、何かそうじゃない価値観の可能性を「佇まい」として、すごく上手に見せている気がするんですね。序列とはまったく関係ないところで、すごくたのしそうだったり、面白そうだったりするので。