今日は会社の上司から言われた一言が印象的だったので、その話です。
とある社内のルールがありました。
そのルールに対して、僕は守らないといけないからどう振舞えば良いか?と相談する立場だったのですが、上司にそんな僕の態度を叱られました。
僕としては違和感がありました。
いつも経費のルールや朝の点呼などには厳しい態度を取る上司です。ルールなんて守って当然だ、という姿勢なんだと思ってました。
けれど、言われたことはこうでした。
(僕の解釈が入ってるので必ずしもこの通りに言われたわけではないです)
「いつも経費とかのルールは守れって言ってるけど、守るのは、ルールを破るためなんだよ。ルールなんてそもそも破るためにあるんだから。」
聞いたその時、ハッとしました。
ハッとしたポイント①
「ルールは破るためにある」
ルールはそもそも破るためにある、とは冗談で言われることですが、上司が言っていたのはこういう趣旨でした。
「俺らの仕事なんて、正論で返しちゃいけない仕事。ルールを指摘することは誰にだってできるけど、そのルールのもとでどうするか?どう抜け穴を見つけるかの別解を見つけることで価値が出るから。」
少し極論かもしれませんが、その通りでした。ルール自体をどう捉えるか?ルールの中でどう"勝つ"か?をしっかり考えないといけないなと思いました。
以前、尊敬する先輩に言われた、
「本当の頭のいいやつは、できないことを見つけるんじゃなくて、できるためにどうするか考えるやつなんだ」
という言葉と重なります。
ハッとしたポイント②
「ルールを破るために、ルールを守る」
最初聞いた時一瞬よくわかりませんでした。
が、よくよく考えたら、こういうことでした。(だと解釈しました)
ルールは破るためにあるものですが、破るためには、ルールのことをよく理解していないといけません。
そのルールをよく理解するために、まずはルールを守ってみる。そこからだということだと思います。
志村けんも、こういっています。
「非常識なことをするためには、常識を知らないといけない」
以上①②。
ルールを破るためにルールを守る事の重要性を今日教わって、ルールに対する考え方が変わった、という話でした。
(解釈が違うかもしれませんが)