三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

テラスハウス騒動を考察する

テラスハウス、終わってしまいましたね。。。

 

木村花さん訃報 スタジオの発言から考えるテラハの問題点|Sisterlee(シスターリー)|note

 

さて、この騒動、ちょっと前になりますが皆さんどう思われますでしょうか。

 

僕は正直言って、責任の一端は木村花ちゃん自身にもあると思っています。

 

もちろん前提として、SNSを通じて徹底的にバッシングした顔の見えない名もなきユーザーが悪いのは当たり前で、ひどい言葉遣いや行き場のない匿名性など、問題は山ほどあると思っています。

 

その認識に立ったうえで、この問題、僕は番組側には非はないんじゃないかと思います。

 

世の中では、テラスハウスという番組が出演者へのいじめを誘発する構造になっていたんじゃないか?という論調が目立ちます。フジテレビ叩きも多いです。出演者叩きも多いです。

 

でも、それは番組に罪をなすりつけてるだけで、違うと思うわけです。

 

だって、テラスハウスって、ずっとそういう”出演者をいじってきた番組”で、新しく始まった番組ではないからです。

 

また出演者はそもそも出演を断ることもできたはずですし、なんなら自分から出演を応募している人も多いと思います。この番組が色んな人に見られて、恋愛過程を評価されて、芸能人たちにいじられて、結果有名になって、、、というプロセスを魅力に感じて、出演者は自らの責任で応募して、テラスハウスに出演を決めたはずです。

 

番組に出演を決めるということは、ある種”芸能人”になることですし、芸能人になることは”有名税”というか、一種のリスクが生ずると思います。

 

それは有名になる対価であって、ガマンしないといけない(または嫌ならフェードアウトしないといけない)側面もあると思います。

 

(もちろん、だからといって叩いていいというわけではなく、過剰に罵倒したりしてはいけない、ということは大前提ですが)

 

死人に鞭打つというか、死人を追及するのは感情的に冷たいように思えますが、僕は、木村花ちゃんが自殺してしまったからと言って、番組の責任ばかり追及すべきではなく、木村花ちゃんにも自身の出演するという決断が甘かった、という責任の一端が認められるべきだと思います。

 

なのに、この騒動ではテラスハウスという番組だけが悪者になり、それで番組が終了ということになってしまっていて、これでは日本のバラエティはどんどん肩身が狭くなりつまらなくなってしまうのではないかなと思っています。

 

すごい冷たい人間っぽいですが、僕はこう考えています。テラスハウスファンの皆さんなどどう思われますでしょうか。

 

ただ、テラスハウスという番組を巡り、なくなってしまった方が出たこと自体、悲しいことであることは目を背けてはならない事実です。

 

1人のファンとして、木村花さんのご冥福を心からお祈りいたします。