布製マスクが、1世帯あたり2枚配られるそうです。
アベノミクスならぬ、アベノマスクだと叩かれまくっています。
結論から言うと、
僕は、アベノマスク政策は間違っていないと思いますし、国としてやるべきことだと思っています。
今、マスクがなかなか手に入りません。
国民一人一人が、使い捨てマスクである不織布マスクを1日1枚ずつ使用した場合、単純に計算して1日約1億枚必要です。
それに対して、月間生産枚数はやっと6億枚。
1日約2千万枚と、全く足りません。
参考
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2004/02/news133.html
しかも、生産されたとしても、トラック運転手が足りません。
トイレットペーパー不足騒動もありましたけど、流通も厳しい状況があるそうです。
参考
https://mainichi.jp/articles/20200305/k00/00m/040/173000c
マスクの効果は、予防と飛散防止、の2種類あると思いますが、
(前回ブログで書きましたが、予防にはあまり効果はなく、飛散防止で感染拡大を防ぐ効果はあるようです)
参考
マスク大国日本
https://gm-fk20.hatenablog.com/entry/2020/02/23/074706
僕は、一層の感染拡大を防ぐために、マスクを配ることが必要だと考えます。
これは、個人個人のニーズというよりも、
国家にとって一人一人がマスクをすることは必要なことだということです。
だから、国民が今必要じゃない!といった議論は正直的を外れているように思うのです。
マスクが欲しいから行き渡らせるというより、感染防止に効果のあるマスクを1人でも多くの人に着用して欲しいから、マスクを配るのです。
しかも、布マスク。
布マスクは不織布マスクと比べ小さいのと穴が大きいため、予防には効果がないみたいですが、飛散防止には効果があるそうです。
不織布マスクは増産されたとはいえ医療機関などに優先的に供給しないといけないですから、何度でも使える布マスクを配る判断をするのは、必然というか。
何度も使うのは抵抗ありますけど…笑
小中学校には既に1人1人に配布が決定しており、その意味では、1世帯あたり2枚というやり方は多すぎなくて適切だと思います。
改めて言いますが、
マスクは、予防のためではなく、感染拡大を防ぐためにするものです。
(もちろん、予防という点でもつけないよりまだマシみたいな話はありますが、あくまでマシ、という程度です)
媒介者にならないために、一人一人の責任として、マスクを着用して外出する。
これが国民として今求められることだと思います。
布マスク2枚配布政策の、何がダメなんでしょうか。
もちろん、現金給付や休業補償をせよ、という話はあると思います。
しかし、どの業種まで、どの程度するのか?そしてどこまで因果を認めるのかるという議論はすぐ終わるはずありませんし、今まさに検討されているところだと思います。
風俗はするのか?みたいな。
もちろん、生活が厳しくなっている方も多いと思いますが、
何よりオーバーシュートして国全体が麻痺してしまったら元も子もありませんし、
その意味では、まずはマスク、は国家の意思決定として合理的な判断だと思います。
アベノマスク、間違ってないと思うんだけどなぁ。なんでこんなに叩かれるんだろう。