三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

N国とNHKについて考える。

大変ご無沙汰してしまいました。三男です。

 

N国が話題になっています。

 


正式名称「NHKから国民を守る党」。

 


NHKをぶっ壊す、で話題の党です。

 

 

 

その目的は、

党のホームページによれば、

1 NHKの受信料制度について、多くの国民及び視聴者が真剣に考える機会を提供すること。

2 受信料制度に疑問や不満を感じている国民に、同制度に関する法律や条例を制定または改廃する機会を提供すること。

 


となっています。

 

 

 

トップページにも、

NHKにお金(受信料)を払わない方を全力で応援・サポートする政党(政治団体)です。」とあります。

 


(あれ、別に主張自体はそんなに的外れじゃない?)

 


今年の参院選で、N国からは全国比例で立花代表が当選しました。

 


いわゆる政党として社会的に認められている社民党の得票率が2.09%であるのに対して、

N国の得票率は、1.97%です。

まあまあちゃんと取ってますね。笑


(ちなみに、れいわ新撰組の得票率は4.55%です)

 


そのN国から当選者が出たことに対して、ポピュリズムの到来、日本のトランプなんじゃないかという声もあれば、一時的な動きに過ぎないとする見方もあります。

 

 

ただ、大事なのは、N国が一定程度の支持を集めた理由たる論点である、NHKの受信料問題」と真剣に向き合うことなのではないでしょうか。

 


特にNHKは。

 


誤解のないように言っておくと、

僕は公共放送として民放ではカバーしきれない放送をおこなうNHKという組織自体は必要だと思っています。

 

 

 

ただ、一番の問題は制度で、正直者がバカを見るような今の制度は改めるべきだと思います。

 


だって受信料払わなくてもNHK見れちゃうし、払わなくても基本的には訴えられないんですもん。

 

 

N国のホームページによれば、

裁判になる可能性は「契約して不払いしている方で約300分の1」、「未契約で不払いの方だと約10万分の1」しかないそうです。

 

 

それなら、払わなくても、訴えられるまで待てば、損しないですよね。

(同じくN国のホームページによると、裁判をされても、最大5年分を払うだけのようです)

 


判例では、テレビを設置しただけでは受信料契約は成立しなくて、NHKが未納者との受信料裁判に勝って初めて、受信料を納める必要が出てくる、となっています。

 

 

正直に払わなくても判例上は損しません。負けてから払えばいいんです。

 


そしたらなんかちゃんと払ってる人がちょっとバカ正直に見えてしまいますよね。

 

 

 

NHKは、その制度を変えようとする努力をしてないんじゃないでしょうか。

 


そんなとき、よく言われるのが、

「皆さまに愛されるNHK」「見られるような番組作りを目指します」という決まり文句ですが、それは甘えだと思います。

 


現場の担当職員は必死こいて集め、時にはYouTubeにさらされたり、笑い者になってたりするわけです。

 


新聞が読まれていない時代に、「とりあえず読まれる記事を書きます!」と記者が言っているみたいな。思考停止に近いというか。

 

 

 

とはいえ、制度をはっきりさせる、という話の本質は、

公共放送として、(国営放送ではないというものの)誰でもネットで情報を得られるこの時代、公共「放送」としての意義はなんなのかを考えることかなぁと思います。

 


「社会の公器」としての新聞もあるなかで。

(軽減税率が適用されるらしい)

 


僕は、公共のものとして必要なものと、そうでないものを分ければいいと思っています。

 

たしかに、公共放送として、利益にならない、ペイしない報道は、必要だと考えます。

 

 

災害報道と、ニュース、国会中継、時々のNHKスペシャルは公共放送として残しつつ、その他の番組は民放でもできるので、BSみたいに見たい人だけお金を払う方式で分離すればいいのではないかと。

 


まあ、ただ、報道でいえば、公共放送だから中立な報道ができるか、は疑問で、予算の面で結局国会に営業かけてたりするわけで、気遣ってる面がかなりあるとは思います。一応。

 

 

 

でも、もし分けないなら分けないで、そのままの組織体でやるなら、どちらかはっきりすべきですよね。

受信料自由にして、払っていない人はスクランブルをかけて見れないようにするか、受信料の支払いをそもそも義務化するか。

 

 

 

NHKはどちらなのか明確に方針を示すべきだし、国会もその論戦を受けて立つべきです。

 

 

 

N国のパフォーマンスに注目が行きがちですが、大事なのはそこなはずです。

 

 

 

あ、NHKの中立性に関しておまけで1つだけ。

 


一回物議をかもした、籾井元会長の発言、あれは僕は間違ってない気がします。

 


「政府が右ということを左というわけにはいかない」ってやつ。

 


国内の報道に関していえばそれは問題発言なのかもしれませんが、国際放送に関しては、という話だったと思います。


全ての報道に関して、というわけではなく、竹島尖閣諸島などの日本の立場を国際放送で発信していく、という文脈なので、別に間違ってないと思います。


国際放送はNHKが日本を代表して担当してることになってるので、右を左というわけにはいかないに決まってます。

 


だから、籾井元会長の発言は、間違ってないし、この発言をもってNHKが中立ではないというのは違うと思います。

 

以上、NHKの話でした。