三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

「私鉄づくり」というかつての趣味の話

僕は、小さい頃電車が好きでした。

 


プラレールであそんでましたし、家の近くで新幹線を見に行ったり、父親と電車乗りにいくことが好きでした。

 

 

電車に乗るときはいつも運転席の前。


電車を運転してるのを見るのが好きで、今も時々やってしまいます。

 

 

しかし、電車の進行風景を見たくて先頭車両に行っても、特に運転の様子を見たいわけでもないのに見れるスポットに立ちはだかり、スマホばっか見てる人がいて、ムカつきます。


しかも最近の電車は、全部見れるわけじゃなくて、運転席の真裏はカーテンがかかってて見えないことが多くて(地下鉄とかは特に。光の反射の関係でしょうか)、その電車で唯一見れるその位置に、風景を見たいわけでもない人に居座られるのは、ちょっとなって思いますよね。

 

 

 

小さい頃の将来の夢は、電車の車掌でした。運転士じゃなくて。

 


窓から顔だしてホームの安全チェックしたり、笛吹いて出発の合図したり、次は〜〜のアナウンスをするのがカッコよかったんですね。

 


笛買って家のドア使って車掌の真似してました。

 

 

オタクの人ほど知識はないのですが、小さい頃の名残で今でも電車は結構好きでして、写真とか撮っちゃいます。

 

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(成田エクスプレスの車両が、長野で走ってる‥‥‥笑)
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(こちらはロマンスカー)

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東京駅に甥っ子と新幹線見に行ったときは、親子がこぞって写真を撮りまくる姿が面白かったです。


誰も乗りはしないのに、パシャパシャパシャパシャ撮っていく。子どもを撮るふりして、お父さんが好きなんじゃないかと思います。

 

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鉄道って、乗らなくても十分楽しめますね。

逆に乗らない楽しみ方の方が多いんじゃないかと思います。

 

 

 

そういう電車好きが功を奏してか、

小学生の頃、時刻表作るのが趣味でして。

 


完全に妄想の、「私鉄づくり」。

 


ある地区の架空の私鉄会社を作って、駅作って、停車駅表作って、時刻表作ってたんですね。

 


東京地区だと、「成城電鉄」、大阪地区だと「西城電鉄」、名古屋地区だと「名城電鉄」って感じでした。

 


妄想に制限かかるのがいやで、自由に路線作りたかったから、東京でいえばJRとか東急とか京成とか西武とか東武とかの路線を拝借して色々合わせた鉄道にしてたんですね。

 


起点は、「東京大手町」駅。我ながらナイスなネーミングだと思いますが、JRでもなく、私鉄でもなくみたいな。笑

ターミナルっぽい名前ですよね。

 


成城本線は、成城日光駅(日光)から、成城宇都宮、大宮、成城赤羽を通って、上野、東京大手町、品川、成城蒲田(蒲田から羽田空港行きもある)、横浜、成城鎌倉(大船駅をモデルにしてます、完全オリジナルのネーミング笑)、小田原、成城箱根までの路線です。

 


あと他にも、千葉や成田空港まで行くやつとか、八王子まで行くやつ、所沢、新宿経由の成城本線ももちろんあります。

 

 

これの楽しさの1つに、

オリジナルのプチターミナルを作ること」があります。

 


例えばですね、

成城電鉄でいえば、横浜市磯子駅付近にあることをイメージした、「成城磯子駅」、

東神奈川駅をモデルにした「東横浜駅」、

大宮駅の北にある次の駅をイメージした、「鉄道博物館駅」です。

 


どういうことか。


なんか、東京大手町とか、横浜とか、出来上がったターミナル駅に乗り入れちゃうのもあいんですけど、

自分の鉄道だけのオリジナルプチターミナル駅を作ることに、クリエイティビティがあると思うんです。

 


僕が作った「鉄道博物館駅」でいえば、

ここは快速急行まで停車するんですけど(特急まで止まらせないことがミソ)、大宮駅を出た電車の、成城日光・宇都宮方面行きと、熊谷行きがこの駅で分岐するんですね。

まさに東北・北陸・上越新幹線でいう、大宮駅的な。大宮駅までは一緒で、そこで別れるみたいな。

(ちなみに駅名の由来は、大宮の北に鉄道博物館があるからです)

 


そういう駅って、なんか停車させたくなるじゃないですか。地理的にちょっとターミナルっぽいし。笑

鉄道博物館の最寄りだから基礎的な乗降客数もある。

 


じゃあここで分けちゃえ!!と。

停車する電車増やしてちょっとターミナルっぽくしようっていう。

 


あと、駅作る時は大体既存の駅イメージして作るんですけど、そのモデルがちょうどいいくらいの強さだったらいいですけどね。

例えば、いくら地理的にいいとはいえ、人口いないとこで作っても意味ないし、今快速までしか止まんないモデルなのに急に快特まで全停車したらありえないでしょ、みたいな現実との整合性ってことです。

 

 


まあ、プチターミナルを作ることが楽しいとは言っても、

私鉄づくりの1番のハイライトは、

停車駅表を作ることなんですけどね。

停車駅表を作る過程で、ここ、止めよ!ってなる感じ。

 

 

快特、特急、快速急行、急行、快速、各停それぞれをあらわす横線を引いて、計6本ですか、左から東京大手町、有楽町、成城新橋、浜松町、泉岳寺、品川、なんですが、有楽町浜松町は各停しか止まらん、泉岳寺京急も走ってるから急行まで!とか、成城新橋はサラリーマン多めだから急行まで、みたいな。笑

 

 

この裁量がめっちゃ面白い。笑

 

 

っていうのを、昔やってました。

一回一通りの時刻表を作って、忘れた頃にまたゼロからつくる、その進歩もあったりして、今度はホーム図作ってみたりとかね。

それを10回くらい繰り返してましたねほんとに。家にいる時間、白い紙とばかり向き合ってた。笑

(誤解のないようにいうと、ずっとこんなことばっかしてたわけじゃなくて、小学校はサッカー、中学校は軟式テニスちゃんとやってましたよ)

 

友達にこんなことしてるなんていえないし、親にも恥ずかしいから見せられないし、段ボール箱にひたすら溜まってましたねマジで。笑

 

 

 

私鉄づくり、皆さんもおすすめです。