三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

警察が好き!!

中学生くらいの時から、警察官に憧れています。

 


毎回、警察官やパトカー、警察署を見るたび、ちょっと心がドキドキしちゃいます。

 

 

小さい頃から仮面ライダークウガの影響でパトカーとかも好きで、

トミカのパトカーは特にめっちゃ好きだったのですが、よくパトカーの上に、警察署を識別するための「赤4」(赤坂警察4号)とかの文字が書いてあるのに憧れて、トミカに真似してペンで書いていたという‥‥‥笑

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変態ですよね。笑

 

 

まあ、ちゃんと警察官に憧れるきっかけとなったのが、岡田准一主演のSPでした。

 


SPは、セキュリティポリスの略で、

フジテレビの土曜深夜に放送され、映画化もされました。

総理とか要人の警護を担ってる、アレです。

 


これがめちゃくちゃかっこいい。

 

 

岡田くんや堤真一演じるSPが、

自らの誇りにかけて、対象者を守り抜く。

たとえ対象者が犯罪者であったとしても、

たとえ対象者が親の仇だったとしても。

 


彼らは私の心を消して、公のために、盾となります。

(盾となる時点で私の心は消しているわけですけど)

 


襲ってくるテロリストに立ち向かい、戦うシーンがめちゃくちゃカッコよくて、

SPになりたいと死ぬほど思いました。笑

 


今でも、総理や大臣のインタビューとかで後ろにSPが映ってると、見入っちゃいますもん。

 

 

映画・野望篇のアクションシーンも見事でしたし、革命篇でのストーリー設計も非常に面白かったので、ぜひ見て欲しいです。笑

 

 

警察官に憧れる一番のきっかけは、SPなんですが、

警察自体に興味を持ったきっかけは、

織田裕二主演の、「踊る大捜査線」でした。

 

 

世代的には、僕より5個〜10個くらい上だと思うんですが、10離れた兄の影響で、小さい頃から見てました。

 

 

僕は踊る大捜査線が本当に大好きで、

歳末警戒スペシャルとかのスペシャルや、

映画は1からファイナルまで、

スピンオフは交渉人真下正義、容疑者室井慎次、逃亡者木嶋丈一郎、弁護士灰島秀樹とかまで、全部見ちゃいました。

 


やっぱり1番好きなのが、

the movie 2「レインボーブリッジを封鎖せよ」です。

1年に1回見直すくらい好きです。

 

 

1番好きなシーンは、すみれさんが撃たれて、青島刑事の、「どうして現場に血が流れるんだ」の一言で、室井さんが捜査本部に戻ってくるシーンです。


新城補佐官が、「本部をたのみます」と言って室井さんに後を任せてすれ違うシーンの感動たるや、何度見ても薄れることはありません

 

 

踊る大捜査線では、「共鳴」が1番の見どころだと思います。

 

警視庁側のキャリアである室井さんだけではなく、湾岸署のメンバーも、現実のルールを気にしつつも、

被害者の気持ちに精一杯寄り添おうとする青島の熱意に最後は共感して、共に戦う仲間として描かれます。

 


描き方が上手いのは、みんな青島の良さを理解してるくせに、最初はみんな青島を面倒臭がったり、煙たがったりします。

理想を知りつつも、現実に流されてしまうわけです。

(そういうところが、逆にリアルで共感できるのかもしれません。)


けれど、最後の最後には、みんな理想の重要性に気づき、青島と一緒に戦おうとする。

 


その一体感がすごい好きです。

 

 

仲間づくりとでもいいましょうか。

踊る大捜査線シリーズは、スピンオフでも全部その「共鳴」が根底にあるような気がします。

 

 

 

ちなみになんですけど、踊るシリーズでは、特殊部隊のSATも取り上げられていて、レインボーブリッジ、交渉人真下正義でのSATシーンは大好きで、SATに入りたいと死ぬほど思いました。笑

 

 

そんな踊る大捜査線を見て育った僕は、警察の官僚機構に興味をもって、警察にズブズブとのめり込みました。

 


そこでのめり込んだのが、警察小説でした。

 


刑事系ではなく、ちょいとニッチな、警察官僚もの。今野敏の「隠蔽捜査」シリーズが好きです。


今のところ全シリーズ読んでいます。


警察庁のエリート官僚である竜崎と、幼馴染であり同期である伊丹が、目指すものは違えど一緒になって事件を解決していく話です。


何事にも合理性を求める竜崎の変人っぷりに、旧来の考え方を持つ人たちは不満や違和感を持ちますが、

その合理性で事件をどんどん解決していく優秀さに影響されて竜崎の良き理解者となっていきます。

 

訳あって2から所轄の署長に異動になるんですが、

毎回のお決まりは、キャリア官僚たちにも合理性を重視して姿勢を変えない竜崎に対して、「署長ごときが何を言うか」と叱りつけようとするものの、

同期であり警視庁刑事部長である伊丹の力を借りたり、そもそも階級が警視長であることを伝えることで、相手の姿勢がみるみる変わっていくシーンです。笑

 

 

隠蔽捜査3では、合理性を第一にする竜崎に「恋」を結びつけたのがまた上手い。笑

 

 

隠蔽捜査も好きですが、

僕が1番好きな警察小説は、今野敏の「同期」です。

 


これは警察官僚ではなく、普通の刑事と、公安部の同期の警察官が、同じ事件で繋がっていくという話で、警察機構の闇に巻き込まれたり、大物フィクサーが出てきたりと、ストーリーが急展開します。

点と点が線で繋がれる瞬間、ほんとに急展開します。笑

 

 

 


なんか、そういうドラマとか小説を見ると、現実はそんなに甘くないんだろうけど、警察官っていいなぁ、かっこいいなぁと思っちゃいます。

 

警察署見ると、なんかドキドキしちゃいます。

 


警察が好きだという、本当にたわいもない話でした。