・インフレの原因
【ニューズウィーク4.26号】「このインフレを『戦争のせい』と考えるのも、個人や企業への『補償』も間違っている理由」
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2022/04/post-98530.php?page=1
→
ダニエルグロー氏によれば、インフレの原因はウクライナ戦争ではなく、コロナ禍での供給抑制とESG投資ではないか?との指摘。一歩引いて物事を見つめる重要性。
・ブロック経済の再来
【エコノミスト05.10号】
「1次産品で高い世界シェア 制裁の抜け道は新興国に」
【FINANCIAL TIMES】世界経済秩序の刷新を:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60198520R20C22A4TCR000/
→
ロシアの輸出の半分は非友好国以外の国になり、その比率は直近上昇し、輸出に占める非友好国:非友好国以外は56:44%に。敵対する国(非友好国)だけのロシア経済の締め付けには無理があるか。
また、アメリカのイエレン財務長官は、「多数の信頼できる国・地域にサプライチェーン(供給網)を整備するフレンドショアリング」を目指すようだが、要はデカップリング、ブロック化に近い発想ということか。今は経済が相互に結びついているからある意味抑止にも働くが、お互いの依存関係が薄れたらより一層戦争に近づいてしまう懸念。
・ぶつかり合うエネルギーを巡る思惑
中東、増産しない理由(上) 「協調減産で成功」引きずる:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59893840R10C22A4ENG000/
中東、増産しない理由(下) 逼迫感保ち先物相場誘導:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59934380S2A410C2ENG000/
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60525750W2A500C2NN1000/
→
産油国側にも思惑がある。単に増産には踏み切れない。ある産油国の幹部は、「消費国がエネルギー安全保障として原油の長期安定供給を望むように、われわれは長期安定需要を望む。それが産油国にとってのエネルギー安全保障だ」とのこと。OPECはカルテルのためにロシアも仲間に引き込みたい。産油国を引きつけるためには相手のロジックを踏まえる必要。
・エネルギーの現実
サハリン2 中ロ結束懸念 英シェルが中国企業と権益売却交渉:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60272830T20C22A4EA2000/
→
日本がサハリンから撤退すると中国に持っていかれる懸念。長期的に考えれば日本は権益を守るべき。
・代替
【Investment Radar】米トラクター・サプライ、高値圏で推移:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59698380U2A400C2ENG000/
→