5月12日は、母の日でした。
4月末くらいから、花屋さんは「母の日に花を送ろう」キャンペーンを店頭でずっとやっていました。
今日も、1日遅れの母の日を、で、まだ花売ってました。
僕は、正直あまりピンときませんでした。
なぜなら、4月1日に会社に入社した時に、一回親に感謝の気持ちを伝える手紙を書いたばかりだったからです。
何度感謝してもしたりることはない、と言われればその通りですけど、
「母の日には、母親に感謝を。」という言い回しとか、
「母の日だからいつもありがとう。」って実際母親に言うのって、なんか違和感があるというか。
どういう違和感かというと、
親が待ってるわけです。この日は私の日だぞ、と。感謝されるかな?って。
父の日も同じです。
なんか、いつのまにかその世界観に強制参加させられてるわけです。
おまえも感謝しろよ、って。
おまえも花をプレゼントしろよ、って。
「母の日に感謝をする」意味があまりイマイチわからなくて、、、
例えばですよ。
僕の場合、本当に親に感謝したかったのは、大学を卒業した時でした。
やっと親元を離れて独立しようとする時、今までお世話になったことの感謝の気持ちはあり、父と母にそれぞれ手紙をしたためました。
その時から時間が経っていないのもあるかもしれないけれど、
「母の日だから感謝を」というのは、なんか違和感がありました。
たしかに普段なかなか言えない気持ちを伝えよう、という意味ではいいと思いますし、感謝し過ぎてもしすぎることはない、とは思いますけど、
みんな一律で感謝しようね!というこの仕組みには、ちょっと違和感を覚えました。
それぞれの事情もあっていいじゃん!!
価値観が押し付けられてる感じが嫌なんですね。多分。
かと言って結局贈るんですけどね。いつもありがとうって。笑
それで言うと、僕にとっての強制参加は、甥っ子姪っ子ですよ。ホントに。
僕、毎年プレゼント8回も買うんですよ?笑
「三男とは」
https://gm-fk20.hatenablog.com/entry/2019/02/14/134115で説明した通り、
僕の兄の子で既に4人の甥っ子姪っ子がいまして、それぞれの誕生日に誕生日プレゼントを、そしてクリスマスにクリスマスプレゼントを、1人あたり計2個なので、
毎年8回、プレゼントを買うことになってるわけです。笑
もう、既定ですからね。逃れられない。笑
しかもこれ、大学生の時からですよ?笑
さらに今年からはお年玉もありますよ!笑
社会人になった僕には、兄達からは最早もらうことができず、逆にチビ共にお年玉をあげる義務があります。
友達だと、お盆に祖父母から「お盆玉」をもらってるやつもいました。
えー最大4回?笑
クリスマスプレゼント、いらなくね?笑
しかもバレンタインデー、ホワイトデーとかになると、それもまた色々‥‥‥笑
ハロウィンもあったわ‥‥‥。
この日には、〇〇をあげよう。
なんて日がちょっと多過ぎ。
さて、冒頭の話に戻ります。
〇〇の日には、〇〇をあげよう、となると、全員強制参加になっていて、
「え、おまえは参加しないの?」がなかなか許されづらい風潮にあることが、少し嫌です。
子どもだったら、クリスマスプレゼント買ってもらえない子たちもいるわけです。みんながみんなその日を楽しめるわけでもない。
(そんなこと言ったら何事もそうだからキリないけどね。)
それぞれの人によって、いろんな事情があります。
なんだろうな、プレゼントだったら買ってあげたい時に買ってあげて、感謝したい時に感謝する、そういう個人主義もあっていいんじゃないかなと思います。
でもそういえば、母の日のアンケート調査で、何をもらうのが嬉しいか、っていう調査で、
一番は「感謝してもらえるだけで嬉しい」というものだったという記事を見ました。
プレゼントとか有形のものだけではなくて、形にならない「気持ち」が大事なんでしょうかね。
あぁ、でも今月末の姪っ子の誕生日プレゼント、何が欲しいか聞かなきゃ‥‥‥笑