三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

ドリンクバーは損なのか?

とあるホテルの夕食のバイキングで、

「食べ残しゼロ作戦」という貼り紙がありました。

 

要は、食べ残しがないように食べられる量だけ取ってください、ということです。

 

確かに、食べ残しは量に気をつければなくなることで、皿に盛る前にちゃんと伝えられていると、気をつけなきゃな、となります。

 

その貼り紙が言っている、「食べる分だけ取りなさい」という趣旨はよくわかります。


余談ですが、最近はフードロスの注目度が高まっており、

つい最近だと、僕の知り合いも恵方巻きロス(略してえほロス)に取り組んでいました。


話を戻します。

 

食べ残しはよくない、とは言いつつも、

でも僕は、バイキングの魅力ってなんでも食べれる!なんでも取れる!というワクワク感にあると思うんです


こんなに種類があるんだ!!という、皿に取ろうとする時のワクワク感はもちろんのこと、

食べ切る能力があるか否かにかかわらずこんなに料理を食べられるんだ!というワクワク感が、バイキングの価値だと思います。


その結果、取った時のワクワク感で料理を盛ってみたものの、実際食べて始めてみると食べきれない、なんてことはざらにあります。


食べ物を大事にしよう、という考えはもちろんありますし、食べ物を粗末に考えるつもりもありませんが、

ことバイキングの楽しみということに限定するならば、

バイキングの良さとは、食べきれるか否かにかかわらず自由に美味しそうな料理を取っていけるフリーダムさにあると思います。


えー全部美味しそう!

これをたべれるー。

自由に取っていいー。

っていう自由さこそ、バイキングの価値なのだと思います。

 


まさにドリンクバーと一緒です

 

よくある話が、ドリンクバーは原価がほとんどかかっていないから、安いように見えて実は高い、というものです。

ドリンクバーといえば、大体350円くらいでしょうか。

 

でも僕は、ドリンクバーに払うお金は、ドリンクに払っているのもありますが、「夢」に払っていると信じています。


ドリンクバーで実際に飲める量は3杯くらいなんだけど、そして毎回同じものしか飲まないんだけど、

でもなんでも飲める!たくさん飲める!っていう征服感。夢。


そのワクワク感に対価を払うのがドリンクバーというものの正体です

 


話を戻します。


バイキングも、ドリンクバーみたいにワクワク感にお金を払っているのだと考えると、食べ残しゼロ作戦というのは、ちょっとバイキングの価値とは相容れない気がしました

 


ただ、ただですよ、

もちろん食べ物を粗末にしない、無駄にしてよいって言っているわけでは毛頭なく、あくまでバイキングというものの価値に着目すると、、、という話でした。

 


結論

食べ物を大切にしましょう。という話でした。笑