今、財政再建について勉強しているのですが、結論から言えば、
「消費増税はうんこと同じである」という考えに至った話です。
日本の国家財政がかなり危機的な状況にあることは、言うまでもないことだと思います。
その解決策として、
まだ引き上げの余地のある消費税を増税するのは、長年政治の世界でタブーのような問題になっていると認識しています。
歴史的にはどの政権も、消費増税に挑んだ後、選挙で敗北しています。
3%導入した竹下登、5%に引き上げた橋本龍太郎、8%を決めた野田佳彦は、消費税を引き上げた後の選挙で敗北しています。
(実は、8%に引き上げた安倍政権だけが例外なのですが、安倍政権が負けなかったのは、消費税を8%に引き上げた後、「10%への引き上げを延期する」ことを問う解散選挙を仕掛けるという離れ業をしたからです)
選挙で負けたのは必ずしも消費増税のせいとは言えないものの、
消費増税に対する世論の抵抗は激しいものがあることは事実であり、
世論調査によると、
遠くの時期の消費増税には賛成だが、いざいついつから消費税が上がる、となると皆反対する傾向があります。
つまり、世論は消費増税の重要性は認識しており総論そのものには賛成だが、身近な消費増税という各論になると反対になってしまうということです。
それは、本質的には「うんこ」と一緒なんじゃないかと思います。
うんこは、嫌われ者です。
臭いし、汚いものの象徴みたいなところがあります。
小学生の時代には、うんこだけで何度も何度も笑えます。
みんな嫌いなんだけれど、
うんこ自体の重要性は理解しているのではないでしょうか。
うんこは健康のバロメーターと言われます。
毎日うんこはしますし、検便でうんこをチェックされもします。うんこの色で健康の様子がなんとなくわかりますから、うんこが健康な生活に欠かせない営みであることは、誰もが知っていることでしょう。
でも、うんこはみんな嫌いです。
身近なうんこ、例えばトイレでする具体的なうんこを想像すると、
皆ちょっと下品だ‥‥‥とか、
汚い‥‥‥とか、嫌悪感を示し出します。
多分これを読まれてる方にも汚い、と思われてるのかな。笑
ということは、まさに消費増税と一緒です。
そのもの自体の重要性はわかってるけど、いざ消費増税となると嫌い出す。
消費増税はうんこと同じだ、という話でした。
だから何?という話は特にありません。笑
以上です。笑