三男日記

愛知県蒲郡市出身、今東京におります三男です。日常や社会について思ったことを書いていこうと思います。基本、空論・評論です。自分の勉強も兼ねてやってます。

「あけまして」はおめでたいのか。

 

いよいよ、2018年も終わろうとしています。

 

年末はなんか気分が高揚しませんか。

いよいよ年明けるぞ~~~!とか、新年だぞ~~~!みたいな。

 

 

でも、僕、毎年、正月ロスするんですよね。

 

正月休みが終わることへの1月3日のロス感じゃないですよ。

正月自体に関する喪失感です。

 

年末の時は、割と「新年が楽しみ~」って年が明けるのをワクワクするじゃないですか。

除夜の鐘聞きたい!とか、初日の出みたい!とか。

 

でも、年が明けても、別に何もなくないですか。

普通の休日(帰省)と変わらない。

ただ単に翌年が始まるだけ。

 

また1年や・・・と思う笑

 

毎回正月には期待させられて、がっかりしてしまうので、僕はその感覚を「正月ロス」と呼んでいます。

まあ、勝手に自分が期待してワクワクして勝手にロスしてるだけなのですが、そのがっかりの腹いせに、正月文化にクレーム言いたいと思います。

 

 

僕は毎年正月ロスするのがわかってきたので最近は、

「この高揚感、どうせ年末で終わりだ・・・。」

と思うようにしています。

 

そう思いつつもなぜかちょっと正月何かないかな?と期待してしまう自分がいるのですが、やっぱり正月明けても、何にもないんですよね。

ただただ仕事始めに近づくだけみたいな。

 

1月1日になっても、お年玉もらえることは嬉しいですけど、何もめでたいことないじゃないですか。

 

マジでない。

 

タン、タタタラタンの琴の音がちょっとめでたい感を出してくるだけで、特に何もない。

 

 

だから毎年、僕にとっての年末年始の高揚感は、大晦日で終了しているんですよね。

 

(まあ、年末年始の高揚感の中身自体、多分実家に帰れる!とか、休める!とか、家族に会える!とかなので、それは年末で達成されてしまうから、正月には何も残らないんだと思うんです。)

 

 

でも、年が明けると、必ず「あけましておめでとう」って言いますよね。

1月1日の朝だけは、「おはようございます」ではない。

 

でも、毎年毎年思ってたんですけど、特にめでたくないって。笑

 

僕にとって「あけましておめでとう」は、どちらかというと「あけてしまったかぁ、残念!」に近いかもしれない。

それは、何もめでたくない正月に期待感とのギャップから(勝手に)ガッカリしてしまうのと、正月休みの終了に1日近づいてしまうことに寂しくなってしまうからです。

 

テレビでは、新年・新春のスペシャル番組が放映されています。

どの番組でも「あけましておめでとうございます」って必ず言います。

 

でもほとんどの番組は、年内に収録を終えているから、彼らは本当に正月がめでたいのかわかってないんだと思うんです。

 

「皆さん、あけましておめでたいのだろうと思います。いかがお過ごしでしょうか。」

でしょ。ちゃんとやるなら。

 

 

歴史的には、あけましておめでとうという風習は、数え年が由来だそうで、年が明けるごとに1歳だけ年齢が加わることから、おめでとう!ということになったそうです。

それは確かにめでたいかも。

 

でも、今って、数え年使わないじゃないですか。

 

そう考えると、年末年始って、月末と同じ感覚

いうなれば、年度末はめでたいかもしれませんよ。会社なら決算とか、次の会計始まるから、来年度も黒字だそう!とか、今年度はお疲れ様!とかあるかもしれませんし。

 

でも、年が明けても何もないじゃないですか。会社も休みだし、マジで何もない。

(何もないからこそ何かあるんだ、と言われたらおしまいですが笑)

 

僕が言いたいのは、正月という概念自体に違和感を持ってるわけじゃなくて、「あけましておめでとう」に違和感を持っているということです。

 

ただですね、正月はめでたくはないかもしれないが、メリットがあるから広い意味でいうとめでたいんだ!とも考えられるので、正月のメリットを考えてみたいと思います。

 

 

3つ、挙げてみます。

 

ビジネスチャンス

「正月ビジネス」ってすごいですよね。

 

新春初売りとか、初詣とかって、すごいビジネスチャンス。笑

おせちやお餅を食べますし、着物も着ます。それも普通だったら湧きづらい需要です。

 

また正月には実家に帰って家族みんなでテレビ見るから、視聴率も上がりそうです。

箱根駅伝なんて、ビジネス化の象徴。

いたるところに広告ありますからね笑

 

そもそも年末年始にみんな帰省すること自体、交通機関にとっては大きな収益にもなる。

 

 

そう考えると、正月が存在することでさらに経済が回っていきますね。

 

口実になる

正月休みということで、6日間くらい休めます。

 

正月は絶好の口実です。

しかも帰省したりすると、「東京いないんで」という強力なカードも手にし、ただの休みでもなくなる。

 

また、家族が揃ういい口実でもあります。

親も子に、「年末年始だから帰ってきなよ。」といいやすい。

普段だったら面倒だけれど、孫を連れて実家に帰るモチベーションにもなる。

 

そう考えると、正月ってやっぱいいですね。

 

節目になる

「年末年始」って単なる月末と違って「格」が付いているおかげで、年末に今年一年はどうだったか振り返ろうとしたり、新年になったら今年一年はどういう年にしようかな、と1年の目標を立てようとしたりする。

 

そういう意味で、いい節目になるんだと思います。

 

 

 

 

何度も言いますが、正月自体は僕は好きです。

「あけましておめでとう」が気に入らないだけです。笑

 

これに代わる新しい挨拶、ないかなあ。

 

何かいい挨拶あったら教えてください。

 

 

すみません、年内最後がこんな意味不明な投稿になってしまいました。

 

一応、2018年の節目ですので、、、

来年もよろしくお願いいたします!!