大阪といえば、エスカレーターの乗りかたが違います。
東京だと、左側に立ちますが、新大阪駅で降りたら右側立ちになります。時々寝ぼけてると、そのまま左に立ってしまって、後ろの人に怒られる時があります。
まあ、というかそもそも、
エスカレーターで半分あけるということ自体、意味がわからないとは思います。
どの看板にも、エスカレーターでは歩いてはいけません、と書いてあるのに、慣習で歩くことになっています。
歩いてはいけないはずなのに、通行レーンで立ち止まると、「すみません、あけてください」と注意されます。
どっちが悪いんだか。
公道で走るクルマの、制限速度みたいな。
制限速度守ってると渋滞しちゃうから逆に守るのは良くない、みたいな。
エスカレーターで思い出しました、
これは前から言いたかったんですけど、
道は左側通行なのに、登りのエスカレーターが右側にあって、左側通行のノリでエスカレーター乗ろうとしたら左側が下りだった‥‥‥っていう経験、ないですか?
あれ、なんでエスカレーター右側が登りやねん!って。
まあそれはさておき。
そんなよくわからない慣習が沢山あります。
運動会とか、何かと何かで対抗する時は、
「赤白対抗」です。紅白ともいいます。
黒白ではないんだ‥‥‥という。
対等じゃない気がしませんか。
オセロはクロとシロなのに、ちゃんと対抗するときは、赤と白です。
紅白歌合戦も。
諸説ありますが、源平合戦の時の旗の色の由来からきているそうです。源氏が白、平氏が赤らしいです。
電車のドア横とかも、なんかあそこ立っていいみたいな風潮があります。僕もめちゃくちゃあそこ立ちますけど、邪魔になるんですよね、乗降の。
でも、もはやあそこのスペースは座席に次ぐスペースとして認識されている気がします。これも慣習。
慣習っていうと大きく聞こえるけれど、個人のクセみたいなものでしょうか。
前、テレビをつけていた時に、録画でもないのにCMに行った途端早送りボタンを押しかけたことがありました。
もはや番組は、早送り巻き戻し前提の存在になっているのかもしれません。
あと、新幹線とかそれっぽい椅子に座ると、クルマのシートベルトのくせで、締めようとしちゃいます。あれ、締めなくていいんだ、みたいな謎の欠乏感。
シートベルトって、あのきつさが安心しますよね。何かあるっていう感じ。
シートベルト依存症ですね。
もう、これはクセなのか慣習なのかわかんないですけど、
前からずっと謎に思ってたのは、運動会の裸足。
なぜかみんな裸足で走りたがるんですよねぇ。
かくいう自分も小学生の頃とかは謎に裸足になってリレー走ってましたし、靴履いた方がいいってわかってるんだけど、なぜか裸足な方が力がみなぎる気がする。地面からパワーをもらえる気がする。地面を蹴っている感覚がする。
裸足には、神秘的なパワーが秘められているのかもしれません。
世の中には、よくわかんない慣習とかたくさんあるなぁ、、、というたわいもない話でした。