もうどうしようもない時間って、あるじゃないですか。
例えば、サッカーの試合の、残り1分の時とか。
しかもそのタイミングで敵のゴールキックだった時とか。
正直、どうしようもないですよね。
さらに点差が3点開いてたら、、、。
残り3分でも、流石にきつい。
最後まで諦めるな、とはよく言われるけれど、いやでも‥‥‥と言いたくなるどうしようもなさがある気がします。
サッカーの例じゃありませんけど、頑張っても本当にどうしようもない時ってありますよね。
「諦めたらそこで試合終了」
スラムダンクの名言でこんな言葉があります。
確かに、諦めた時点で試合終了な気もします。
例えばスポーツだと、「もう無理だ」と思った瞬間、潮目が変わることもあります。テニスやってたので、何度もそういう経験をしました。
だから、諦めちゃいけないという言葉もわかります。
ですけど、諦めることで、失うものは何かあるんでしょうか。
スポーツの例をとると、「見る人」や、「応援してくれる人」を裏切ることになる気はします。
頑張っている姿がかっこよかったり、その姿を応援したかったりするのに、途中で諦めちゃうと、何だかなという気がします。
ですけど、本当にどうしようもない時って、観客の側も気づくじゃないですか。もう無理かな‥‥‥?って。
その時って、考えてることが一致してるから、諦めても大丈夫なんじゃないかと思っちゃいます。
でもでも、やっぱりスポーツの本質って、汗と涙とか、人の熱量の感動だったりするから、諦めるって、よくないのかも??
ですけど、見る方もやる方も人間です。そんなに完璧な人はいませんし、全部が全部お互いの思い通りになることはないと思います。
そんなに、人に正解を求めすぎなくてもいい気がします。
最後まで諦めないことが大事だ!!というのはその通りだけど、そんなに頑張りすぎなくてもいいと思います。
夏の甲子園だって、箱根駅伝だって、そういうことを追い求めすぎた結果、選手の身体を蝕んでるわけですし。
ちょうど、プロ野球で、ヤクルトが試合途中で勝ちを捨てにいったことが話題となりました。
サッカーW杯でもありましたよね。
プロは、お金を払って見てるわけだから、ちょっと性質が違う気もしますが、
でも長期的な視点での優勝と、短期的な視点で見た試合の勝敗をいかに天秤にかけるか、は難しいと思います。
僕は、やっぱり勝つチームの方が好きだから、捨て試合をするのもやむを得ない気がします。勝負は、1年で決するわけだし。
けど、お金を払って見に来た人の気持ちもわかります。最後まで頑張って欲しい。
なるほど、、、
「諦めない」って、難しいですね。
「諦めない」を考えることは、諦めないようにしたいと思います。
(書き終えてる時点で一旦諦めてるわけですけど。)